英 名 ： Grand Duchess oxalis
学 名 ： Oxalis purpurea（Oxalis variabilis）
別 名 ： オキザリス・プルプレア
別 名 ： オキザリス・ヴァリアビリス
科 名 ： カタバミ科
属 名 ： カタバミ属
種 類 ： 多年草
花 期 ： 冬～春
原産地 ： 南アフリカのケープ地方
撮影場所：東京都大田区南蒲田
ハナカタバミ（Oxalis bowiei），オオキバナカタバミ（Oxalis pes-caprae）と同じ南アフリカ原産のカタバミ（Oxalis corniculata）の仲間です。
日本には明治時代の中頃に花卉として渡来しました。
長さ1～3.5㎝の卵形の鱗茎を作って繁殖します。
地上茎はなく、長さ5～10cmの長い葉柄のある葉を根生します。
葉柄はやや赤味を帯び、疎らに毛があります。
葉は3出複葉で、小葉は長さ4cmほどの先が丸い円形から倒卵形です。
葉の裏および縁には毛が散生します。
一つの花茎に直径3～4cmの5弁花を一輪だけ咲かせます。
花弁は先が丸く、渦巻くように重なり合います。
花弁の基部は黄色で、花色は紫色，赤色，ピンク色，黄色または白色など多くの園芸品種があります。
花が咲くのは昼間だけで、朝と夕方には閉じてしまいます。
雄しべは上下2段で、長い雄しべが5本、短い雄しべ5本、葯は黄色、退化雄しべが5本あります。
雌しべは1本で柱頭は5裂します。
果実は朔果です。
ハナカタバミとよく似ていますが、ハナカタバミは一つの花茎に数輪の花を咲かせます。
和名は、カタバミの仲間で花が大きくフヨウ（Hibiscus mutabilis）に似ていることに因ります。
属名の「Oxalis」は、ギリシャ語の「oxys（酸っぱい）」が語源です。葉や茎に蓚酸を含み酸味があることに由来します。
種小名の「purpurea」は、「紫色の」という意味です。
種小名の「variabilis」は、「色や形に変化の多い、種々の」という意味です。
撮影場所：東京都大田区東六郷
撮影場所：横浜市神奈川区二ッ谷町
撮影場所：横浜市西区平沼
撮影場所：東京都大田区東六郷
撮影場所：横浜市西区平沼