ベニバナツメクサ

和  名 : べにばなつめくさ (紅花詰草)
英  名 : Crimson clover
英  名 : Strawberry candle
学  名 : Trifolium incarnatum
別  名 : クリムソン・クローバー
別  名 : ストロベリー・キャンドル
科  名 : マメ科
属  名 : シャジクソウ属
種  類 : 一年草
花  期 : 春
原産地 : ヨーロッパ
撮影日:2009年04月28日
撮影場所:横浜市中区新山下
日当たりのよい牧草地や草原に生育する草丈30〜60cmの一年草です。

日本には明治時代に観賞用や牧草として渡来し、野生化しています。

茎は束生し、直立します。

葉は3出複葉で、互生します。

小葉は長さ1.5〜2.5cmの心臓形で先が浅くへこみ、上部に鋸歯があって、両面に長い毛が生えます。

茎先に長さ3〜4cm、直径2cmほどの穂状花序を出し、濃い紅色で長さ6〜8mmの蝶形花が円錐状に50〜80個集まって咲きます。

真っ赤に熟したイチゴ(Fragaria grandiflora)を逆さにしたような花序です。

果実は豆果です。

和名は、紅色の花を咲かせ、シロツメクサ(Trifolium repens)の仲間であることに由来します。

花序がイチゴに似ていて、蝋燭のようでもあることから、ストロベリー・キャンドルとも呼ばれています。

一見、キャッツテール(Acalypha reptans)の花にも似ています。

仲間には、若干小柄で花の色が白く、茎が斜めに出るシロツメクサ,若干大柄のピンクの花で、茎が直立するアカツメクサ(Trifolium pratense)があります。

属名の「Trifolium」は、ラテン語の「treis(三)+ folium(葉)」が語源です。葉が3小葉でできていることに由来します。

種小名の「incarnatum」は、「肉色の」という意味です。
撮影日:2009年04月28日
撮影場所:横浜市中区新山下
撮影日:2010年05月05日
撮影場所:横浜市中区・山下公園
撮影日:2004年04月25日
撮影場所:千葉県長生郡白子町中里
撮影日:2008年06月01日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター
撮影日:2009年04月28日
撮影場所:横浜市中区新山下

Last Update : 17/03/18
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