英 名 ： Cat's tail，Weeping chenille
学 名 ： Acalypha reptans
別 名 ： アカリファ(Acalypha)
別 名 ： サマーラブ(Summer love)
科 名 ： トウダイグサ科
属 名 ： エノキグサ属
種 類 ： 多年草
花 期 ： 春〜秋
原産地 ： インド
撮影場所：横浜市中区本牧和田
同属の木本、ベニヒモノキ（Acalypha hispida）に似ていますが、本種は匍匐性の小型草本です。
エノキグサ属には多数の種がありますが、本種とベニヒモノキのみが花も観賞する植物で、他は葉が美しい観葉種です。
葉は柔らかく、卵形で、縁には鋸歯があり、互生します。
長期間、長さ5〜6cmの猫の尻尾のような、赤い柔らかな花穂を付けます。
花は小型で花弁がなく、雄花が集まって穂状花序をなし、雌花はその基部につきます。
果実は朔果です。
和名（俗称）は、花穂が猫の尻尾のように見えることに因ります。
赤いエノコログサ（Setaria viridis）にも見えますし、ベニバナツメクサ（Trifolium incarnatum）にも似ています。
属名の「Acalypha」は、イラクサ（Urtica thunbergiana）の花に似ていることから、イラクサの古代ギリシャ名である「acalephe」を転用したものです。
種小名の「reptans」は、「匍匐性の」という意味です。
撮影場所：横浜市中区本牧和田
撮影場所：横浜市西区平沼