英 名 ： Cardinal climber，Hearts and honey vine
学 名 ： Ipomoea x multifida
別 名 ： ハゴロモルコウソウ（羽衣縷紅草）
科 名 ： ヒルガオ科
属 名 ： サツマイモ属
種 類 ： 蔓性一年草
花 期 ： 夏〜秋
原産地 ： 園芸品種
撮影場所：東京都大田区本羽田
アメリカにおいてルコウソウ（Ipomoea quamoclit）とマルバルコウ（Ipomoea coccinea）から交配された園芸品種です。
茎は蔓になり、上から見て反時計回りに、他物に巻きつきながら成長します。
葉は長さ4〜6cmの楕円形で掌状に深裂し、裂片は披針形で、互生します。
葉はモミジ（Acer palmatum）の葉に似ていて、秋に紅葉します。
葉腋から長い柄を出し、長さ4cmほどの細い筒状で、上方が直径2〜3cmに5浅裂する真紅の花をつけます。
花冠先端は反り返ります。
花は早朝に開き、昼過ぎには萎む一日花です。
雄しべは5本で、葯は白色、雌しべは1本で、花冠より外に突き出ます。
果実は直径8mmほどの先が尖った楕円球形の朔果で、下向きにつきます。
和名は、葉が深裂してモミジの葉に似ているルコウソウという意味です。
属名の「Ipomoea」は、ギリシャ語の「ips（芋虫）＋ homoios（似た）」が語源です。物にからんで這い登ることに由来します。
種小名の「multifida」は、「多数に中裂した」という意味です。
撮影場所：横浜市緑区･四季の森公園
撮影場所：横浜市緑区･四季の森公園