英 名 ： Red Ginger
学 名 ： Alpinia purpurata
別 名 ： レッドジンジャー
科 名 ： ショウガ科
属 名 ： ハナミョウガ属
種 類 ： 常緑多年草
花 期 ： 周年
原産地 ： 太平洋諸島
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ温室
茎のように見えるのは偽茎です。
葉は長さ30〜70cmの先が尖った長楕円形で互生し、折り重なった葉柄が茎のように直立します。
葉は光沢があり、ハナミョウガ属独特の好い香りがします。
赤く花の様に見えるのは松笠状になった苞で長さ10〜30cmになります。苞がピンクのものもあります。白花と違って長期間残ります。
苞は花のつけ根につく葉が変形したものです。
苞の間から小さな白い花を咲かせますが、小さくてすぐに枯れてしまい、ほとんど目立ちません。
果実は朔果です。
ハワイのレイにはホワイトジンジャー（ハナシュクシャ：Hedychium coronarium）と共に欠かすことができない花です。
ゲットウ（Alpinia zerumbet）やトーチジンジャー（Etlingera elatior）は同じショウガ科の植物です。
ブルージンジャー（Dichorisandra thysifora）は名前は似ていますが、ツユクサ科で別の種類です。
属名の「Alpinia」は、イタリアの植物学者Prospero Alpini（1553-1617）の名前に因みます。
種小名の「purpurata」は、「紅紫色の」という意味です。
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ温室
撮影場所：調布市･神代植物公園温室