英 名 ： Potato vine
学 名 ： Solanum jasminoides
別 名 ： ソケイモドキ（素馨擬）
科 名 ： ナス科
属 名 ： ナス属
種 類 ： 蔓性常緑低木
花 期 ： 春〜晩秋
原産地 ： ブラジル
撮影場所：横浜市西区浅間町
日本には大正時代に渡来しました。
基部からよく分枝して、蔓の長さは4〜6mになります。
葉は長さ3〜5cm、幅1.5〜2.5cmの楕円状披針形で全縁で、表面に光沢があり、互生します。基部が2〜5深裂することがあります。
茎先に集散花序を出し、淡い紫色をした直径2〜3cmの星形の花を咲かせます。
花冠は5深裂し、横に平らに開きます。
花色は咲き始めは淡い紫色ですが、時間が経つと白くなります。
雄しべは5本で、黄色い葯が目立ち、雄しべの塊の中から、花柱が白色で柱頭が緑色の雌しべが1本飛び出します。
果実は液果で、黒く熟します。結実することは稀です。
和名は、フェンスや壁，鉢の支柱などに蔓が絡みつき、花がナス（Solanum melongena）に似ていることに由来します。
仲間にヤマホロシ（Solanum japonense），ナス，ジャガイモ（Solanum tuberosum）があります。
属名の「Solanum」は、ラテン語の「solamen（安静）」が語源です。この属の植物に鎮痛作用をもつものがあることに由来します。
種小名の「jasminoides」は、「ソケイ属（Jasminum）に似た」という意味です。
撮影場所：横浜市西区南軽井沢
撮影場所：東京都大田区南蒲田
撮影場所：東京都大田区西糀谷