英 名 ： Giant red ixora、Malay ixora
学 名 ： Ixora duffii
別 名 ： なし
科 名 ： アカネ科
属 名 ： サンタンカ属
種 類 ： 常緑小低木
花 期 ： 春〜夏
原産地 ： スマトラ島
撮影場所：長崎県･佐世保亜熱帯動植物園温室
サンタンカの仲間では花も葉も最も大きくなります。
葉は対生し、大きく幅広で艶があり丸みがあって、先はやや尖っています。
茎の先や葉腋に散房花序を出し、濃赤色の十字型の花をたくさん咲かせます。
花冠は筒形で先が4裂します。
花は数十輪がまとまって直径10cmほどの半球状になります。
本種の仲間には次のようなものがあります。
・イクソラ・コッキネア（Ixora coccinea）：
やや花びらが尖り、緋色の花が美しい
・イクソラ・ジャワニカ（Ixora javanica）：濃い橙赤色の花
・シロバナサンタンカ（Ixora parviflora）：芳香のある白花
・キバナサンタンカ(Ixora coccinea var. lutea）：黄花
イクソラ・スーパーキング（Ixora duffii cv. Super King）は本種の園芸品種です。
果実は核果です。
属名の「Ixora」は、ヒンズー教のシバ神を意味するサンスクリット語の「Ishwara」をポルトガル語に訳したものといわれています。
種小名の「duffii」は、イギリス東インド会社のマドラス知事であり植物学者のMountstuart Elphinstone Grant Duff (1829-1906)の名前に因みます。
撮影場所：長崎県･佐世保亜熱帯動植物園温室
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ温室
（品種名：スーパーキング）