英 名 ： Ornamental Onion，giant onion
学 名 ： Allium giganteum
別 名 ： なし
科 名 ： ヒガンバナ科
属 名 ： ネギ属
種 類 ： 多年草
花 期 ： 春〜初夏
原産地 ： 中央アジア
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
タマネギ（Allium cepa）やネギ（Allium fistulosum），ニラ（Allium tuberosum）の仲間です。
根際から生える葉は、幅5cm、長さ20cmほどの広線形です。
地面に葉を広げるロゼット状の株から太くて長い花茎を伸ばし、茎の先端に直径15〜20cmほどもある球形の大きな紅紫色の花をつけます。
一つの花に見えますが、散形花序で、花径5〜10mmの小さな6弁の花が600個以上も集まっています。
雄しべは6本で、花弁より長く、子房から槍のような雌しべが突き出ています。
花が咲き終わると、すぐに葉が枯れて、地上部はなくなってしまいます。
葱坊主のオバケのようで、札幌で初めて見たときは、散形花序の大きさに圧倒されました。
我が家の近くにもあることを見つけましたが、長い茎の先で大きな散形花序が風に揺られているのを見ていると飽きません。
果実は朔果です。
和名は、美しい花が咲くネギの仲間という意味でしょうか。
属名の「Allium」は、「ニンニク」の古いラテン名で、ニンニクのような匂いを放つことに由来します。
種小名の「giganteum」は、「巨大な」という意味です。まさにその通りです。
撮影場所：札幌市北区北7条
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
撮影場所：横浜市保土ヶ谷区･
横浜こども植物園
撮影場所：東京都大田区南蒲田
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ