アキメネス

和  名 : はなぎりそう(花桐草)
英  名 : Achimenes,Orchid pansy
英  名 : Widow's tears
学  名 : Achimenes spp.
別  名 : なし
科  名 : イワタバコ科
属  名 : アキメネス属
種  類 : 多年草
花  期 : 夏〜秋
原産地 : 熱帯アメリカ
撮影日:2006年07月23日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター温室
寒さにはさほど強くない草丈15〜30cmの熱帯性の球根植物です。

球根は地下茎が肥大化したもので、細かい鱗片が集まり縦長の卵型で、一見して松毬状です。

一般的に茎は直立しますが、茎の弱い品種で垂れ下がるものもあり、吊り鉢栽培されたりもします。

葉は楕円形で縁には鋸歯があり、先端は鋭頭で茎に対生または輪生します。

葉腋から長い花筒を持った花径3〜5cm程の管状または漏斗型の花を咲かせます。

茎の成長に伴い下から上へと咲き上がっていきます。

ヨーロッパで多くの園芸品種が作出され、一重咲きと八重咲きがあり花色も豊富です。

イワタバコ科の植物は日本の平地の暑さ、寒さに向かないものが多いのですが、本種もあまり暑すぎると生育が鈍ります。

和名は花形がキリ(Paulownia tomentosa)に似ていることに由来します。

属名の「Achimenes」は、「寒い天候を好まない」という意味のギリシャ語に由来します。

学名の「spp.」は、本属の植物はいろいろありますが、種小名までは同定していないという意味です。
撮影日:2004年07月18日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター温室
撮影日:2005年10月22日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター温室

Last Update : 16/09/19
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