英 名 ： Lobster claws
学 名 ： Vriesea × poelmannii
別 名 ： ポエルマニー
科 名 ： パイナップル科
属 名 ： インコアナナス属
種 類 ： 多年草
花 期 ： 冬〜春
原産地 ： 園芸品種
撮影場所：調布市･神代植物公園温室
樹木や岩の上などに着生する着生植物です。
アナナスは、植物学上はパイナップル科の一つの属ですが、園芸的には、パイナップル科全体にわたる観賞用植物の総称です。
花苞が美しいアナナス類の代表種です。
ブラジル原産のインコアナナス（Vriesea carinata）の園芸品種です。
日本には大正時代に渡来しました。
葉は長さ25〜30cm、幅4cmほどの披針形で、幅広で薄く、光沢があります。
葉同士が基部を抱き合って筒状になり、その中に水を貯めます。
花穂は直立し長く肉厚で、花弁は黄色で筒状です。
鮮紅色からオレンジ色の苞が重なり合って、花序を作っています。
花の寿命は短いですが、苞の色は数ヶ月は褪せません。
和名は、花苞と花弁がインコの頭に似ていることに由来します。
属名の「Vriesea」は、オランダの植物学者Willem Hendrik de Vriese（1806-1862）の名前に因みます。
種小名の「poelmannii」は、ベルギーの園芸家M. L. Poelman（?-?）の名前に因みます。
撮影場所：調布市･神代植物公園温室
撮影場所：岡山市･後楽園温室