英 名 ： なし
学 名 ： Taxus cuspidata var. nana
cv.Aurescens
別 名 ： オウゴンキャラボク (黄金伽羅木)
別 名 ： キンキャラ（金伽羅）
別 名 ： キンメキャラボク（金芽伽羅木）
科 名 ： イチイ科
属 名 ： イチイ属
種 類 ： 常緑低木
花 期 ： 春（実期：秋）
原産地 ： 日本
撮影場所：横浜市西区･臨港パーク
枝は横に広がりやすいので、半球状の樹形になります。
葉は長さ2〜5cm、幅2〜10mmの全縁の線形で先端が尖ります。
春に、新葉が黄金色に輝き、徐々に色褪せて、晩夏に均一な濃い緑色になります。
雌雄異株で、雄花は直径5〜6mmで淡黄褐色、雌花は直径3〜4mmで淡緑褐色です。
裸子植物なので果実はありません。
秋に種子が熟す頃には直径7〜8mmの球形の仮種皮は紅色になります。仮種皮は甘くて食べられます。
和名は、キャラボクの園芸品種で、新葉が黄金色であることに由来します。
キャラボク（伽羅木）の名前は、材が香木の伽羅に似た香りをもっていることに因ります。
香木は、東南アジアに生息するジンチョウゲ科ジンコウ属の植物である沈香木等の香りの違い、産地等によりいくつかの種類に分類されますが、その中でも特に質の良いものはが伽羅と呼ばれます。
イチイ属の木には毒があるので注意が必要です。
属名の「Taxus」は、ギリシャ語の「taxos（イチイ）」に由来します。
種小名の「cuspidata」は、「急に尖った」という意味です。
変種名の「nana」は、「低い，小さい」という意味です。
園芸品種名の「Aurescens」は、「金色になっている」という意味です。
撮影場所：横浜市中区･港の見える丘公園
撮影場所：横浜市西区･臨港パーク
撮影場所：横浜市西区･臨港パーク