英 名 ： なし
学 名 ： Polemonium caeruleum ssp. kiushianum
別 名 ： なし
科 名 ： ハナシノブ科
属 名 ： ハナシノブ属
種 類 ： 多年草
花 期 ： 夏
原産地 ： 日本（九州）
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
日本の固有種で、世界中で九州の阿蘇の草原だけに自生しています。
茎は稜があり直立します。
葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は長さ2～4cmの披針形で先が尖ります。
茎先または葉腋から花茎を伸ばして円錐花序をつけ、直径10～15mmの青紫色の花を咲かせます。
花色はピンクや白色もあります。
花冠は漏斗形の合弁花冠で，放射状に深く5裂し、基部に濃い線状の模様があります。
雄しべは5本で、花筒より長く、黄色の葯が目立ちます。
雌しべは1本で、柱頭は3裂します。
果実は直径4～5mmの球形の朔果です。
和名は、葉の形をシダ植物のシノブ（Davallia mariesii）に喩えたものです。
環境省のレッドデータリスト（2007）では、絶滅危惧ⅠA類（CR）に登録されています。
属名の「Polemonium」は、一説にギリシャ語の「polemos（戦争）」が語源とされています。
種小名の「caeruleum」は、ギリシャ語で「青色」という意味です。
亜種名の「kiushianum」は、「九州の」という意味です。
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ
撮影場所：鎌倉市･大船ﾌﾗﾜｰｾﾝﾀｰ