クレオメ

和  名 : せいようふうちょうそう(西洋風蝶草)
英  名 : Spider flower
学  名 : Cleome spinosa
別  名 : スイチョウカ(酔蝶花)
別  名 : ハリフウチョウソウ(針風蝶草)
別  名 : スパイダーフラワー
科  名 : フウチョウソウ科
属  名 : フウチョウソウ属
種  類 : 一年草
花  期 : 夏〜秋
原産地 : 熱帯アメリカ
撮影日:2008年07月05日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター
草丈1mほどの一年草です。

日本にはヨーロッパ経由で明治時代の初期に渡来しました。

根元のほうの葉は大きな掌状複葉で葉柄があり互生します。

長い茎には長楕円形の小葉が沢山ついて面白い形です。

茎先に総状花序を出し、花径3〜4cmのたくさんの4弁花を下から上に向かって次々と咲かせます。

総状花序の先端には上向きに尖った蕾が見えます。

細い柄をもつ団扇のような形の4枚の花弁は離れているように見えます。

6本の雄しべと1本の雌しべが異様に長く飛び出しています。

蕾は濃いピンク色で、夕方から淡いピンク色で咲き始め、さらに時間が経過すると白色に変化し、翌日の昼ころには萎れます。一夜花です。

次々と開花するので、花期が長いように感じます。

優雅で涼感があり、夏の花壇に適しています。

果実は細長い朔果です。花後にすぐ果実をつけるので、蕾,花,果実を同時に楽しめます。

和名は、蝶が飛ぶような花の形に由来します。

英名はSpider flowerで蜘蛛です。日本は蝶で異なりますね。

酔蝶花とも呼ばれます。色が変化することから来ているのでしょうか。

属名の「Cleome」は、ギリシャ語の「kleio(閉じる)」に由来します。夕方から咲き始め、翌日の昼には閉じてしまう花の性質を表すのでしょうか。

種小名の「spinosa」は、ラテン語で「棘が多い」という意味です。
撮影日:2014年07月07日
撮影場所:東京都大田区南蒲田
撮影日:2008年07月05日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター
撮影日:2006年07月23日
撮影場所:鎌倉市・大船フラワーセンター
撮影日:2003年07月19日
撮影場所:横浜市中区・山下公園
撮影日:2014年08月28日
撮影場所:東京都大田区南蒲田
撮影日:2013年07月01日
撮影場所:東京都大田区南蒲田
(蕾)
撮影日:2005年08月02日
撮影場所:横浜市神奈川区・三ツ沢公園
(果実)

Last Update : 16/10/03
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